5領域に関する基本支援

アンドアップで実施する5領域に関する基本プログラムの紹介です。
アンドアップではお子さまのレベルに沿った難易度、支援プログラムの実施ができます。


【 認知・行動 】

認知・行動の領域では視覚や聴覚等を活用し、認知機能の発達と行動の習得を目指します。
主たる教材は、IQアップトレーニングです。

点画トレーニングと、平面感覚・立体感覚・論理感覚を養う問題がセットになっている教材です。 
特に視覚による認知と、空間・時間・数などの概念の習得を目指す支援です。
小学生は初級、中学生以上は中級が基本となりますが、難易度が複数用意されていますので、お子さまの状況に合わせたレベルの教材が選択可能です。






【 運動・感覚 】

運動・感覚の領域では、姿勢と運動、動作の向上を目指します。
また、その補助的な手段を活用をします。

姿勢アップ講座は日本体育大学出身のスポーツインストラクター監修のもと、学校生活で活きる正しい姿勢を維持するためのトレーニングを、ビデオ講座形式でわかりやすく解説・実施します。

体幹トレーニングは通所ごとに3つの姿勢に挑戦し、タイムを計測します。
半年・1年ごとに、トレーニングの結果を集計し、バランスの良い体を作るために必要な筋肉がわかる評価シートを作成し、情報の共有も可能となっています。



【 健康・生活 】

健康・生活の領域の支援では、「基本生活スキルの獲得」や「意思表示の練習」、「精神的・社会的訓練による生活環境の改善」を目指します。
基本の支援は、日々の生活を送るうえでの困りや不安、または頑張ったことを書き出し、現状の自分の生活を整理し、把握することで改善点を見つけ、生活環境を整えていく、「自己表現ノート」を実施します。
また、基本的生活を送るうえで守るべきルールをお子さまの状況に応じてまとめ、練習・評価していく「約束シート」なども実施いたします。




【 言語・コミュニケーション 】

言語・コミュニケーションの領域の支援では、言語の形成と活用、受容(読み取り)と表出(書き出し)能力の向上、コミュニケーションの基礎能力の向上と手段の選択能力と活用能力向上のための支援を実施します。

  • 言語の形成(語彙を増やし、モノや体験の意味を言葉と結びつけること)
  • 言葉や文字から相手の意図を理解すること(受容)や自分の考えを言葉や文字にして相手に伝えること(表出)
  • 様々な場面に応じた人とのかかわり方を考え、学びコミュニケーション能力を高めること

これらを目標とし、支援いたします。
【健康・生活】と同じ、「自己表現ノート」を使用し、実施いたします。





【 人間関係・社会性 】

人間関係・社会性の領域では、他者との関わり、人間関係の形成に関する支援を行います。
特にアンドアップのグループ支援では、仲間づくりと集団への参加および自己の行動の調整ができるようになることを中心の支援となります。
知育教具を使用し、集団行動に参加するための手順やルールを明確にし、遊びや集団活動に参加できるよう支援します。
また、グループ支援5か条を設定し、集団行動の中での自分の行動を調整できる能力の向上を図ります。




【 家族支援・移行支援 】

お子様の成長・発達状況や特性の理解に向けた相談援助を実施いたします。 家庭での困りごとなどもお気軽にご相談ください。 また、通常学級・特別支援学級の移籍に関する相談などの相談も受け付けています。 学校との連携が必要な場合にはお気軽にお申しつけください。 学校の懇談会への同席、担当者会議の開催など、学校との連携・情報共有を含めた支援を実施いたします。 進路相談も随時承ります。 本人家族の意向、学力等を含めた総合的な相談援助も実施いたします。 お気軽にご連絡ください。